数日後。魔方陣が完成したという事を聞いて、みんなは小屋に集まった。
「何かいろいろ作れたなぁ」
「いろいろって?」
「透明人間になれる薬と、武器をコンパクトにする道具と、設定した人間にだけ爆発する爆弾」
「怖いよ!」
「試してみる?」
「なんで俺なんだよ!近づいて来んな!おい!危ねーって!」
「ふふふふふふ・・・」
「もっと近づかねぇと当たらねぇぞ」
「本田!お前まで!冗談やめろって!」
「追う、わーい」
「吉田まで来るなー!」
「あーもう!うるさーい!」
暴れまわる三人を嵐が一喝したところで、そろそろ二人は元の世界に帰ることにした。
「楽しかったなぁ!みんなありがとう!」
「ちょっと寂しいけど、ばいばい」
「お凛さん・・・、また来たくなったら・・・、あげたお守りに願ってごらん・・・。僕が召喚してあげる・・・」
「うん、分かった!」
「ばいばいするのー、寂しいー」
「きっとまた会えるわよ」
「結構楽しかったな。な、瑛」
「友達、増えた。遊び、楽しい」
「さっきは殺されるかと思ったけど、正直もっと話したかったな」
魔方陣が光りだした。二人は手を振りながら光に包まれていく。
と、その時。
「誰だ!こんな所に勝手に小屋を作ったのは!おぉ!瑛くん!ん?何か眩しいな!」
「あ、あの、先生」
「秋吉、どけ」
「秋吉!てめぇ早くそこをどけ!」
「あわわわわー」
「やばっ!」
「ふふふふふふ・・・」
「どうしたのだ!?」
「誰?」
「秋吉先生!」
「おぉ!君は確か」
しゃべっている途中で光とともに三人が消えてしまった。
「これって、まずいんじゃない?」
「暑苦しい奴がいなくなって好都合じゃねぇか?」
「そりゃあ・・・まぁ。でも、先生だぜ?」
「秋吉、消えた」
「大丈夫だよ・・・。また召喚すればいいから・・・。でも・・・、しなくていいかもね・・・」
「おいおい・・・」
「向こうは大騒ぎでしょうね」
「マイケル、ネックレスが光ってるぞ」
「ふふふふ・・・。お凛さんが助けを求めてるみたいだね・・・」
「戻してやろうぜ?」
「ふふふふふ・・・。どうしようかな・・・」
秋吉は二人と共に別の世界に行ってしまった。秋吉が帰ってくるも帰ってこないもマイケルしだい。
マイケルの起こした召喚事件はこうして幕を閉じたのだった。