平和に暮らしたいだけなのにっ! 5

 

「一輝~週末は私と遊ぶよね~?」
「何言ってんの~?あんたじゃなくて、あたしと遊ぶの!ねぇ~、か・ず・き」
「何よあんた!最近馴れ馴れしいわよ!」
「はぁ!?馴れ馴れしいってんならあんたでしょ!?
「ふざけんじゃ」
「はいはいストップ」
女の戦いを止めたのは元凶の一輝だ。
「俺はさ、みんな好きなんだから遊ぶなら一緒に行こうぜ」
「えー、それじゃつまんなーい」
「大丈夫だって〈ちゃんと二人っきりの時間作るから♪〉」
ガシッ!
「週末どこに行くのかな~?」
「萌じゃん♪お前も一緒に行くか?」
「ちょっと、あんた何よ!一輝の襟首つかんで!今すぐ離」
「はぁ?」
彼の周りにいた彼女たちは去って行った。
 
「ヤキモチ焼くなって♪怒った顔も可愛いけどな」
「モチなんて焼いてないから!」
ズルズルズルズル・・・。
引きずられながら教室を出ていく一輝。
「週末悪いな!今度埋め合わせ・・・ぐはっ」
「その軽さを何とかしろ!」
「だからヤキモチ焼くなって。俺の一番は萌だけだ」
「モチ焼いてないって!あと、約束忘れてないでしょうね!」
「・・・俺が萌との約束を忘れるわけないだろ?♪」
「なんで目が泳いでるのかな?」

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